2021.06.23(水)

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日本調剤 東京医科歯科大学と共同研究を開始 DI業務における「FINDAT」の有用性の実証と機能充実化を目指す

 全国47都道府県で調剤薬局を展開する日本調剤株式会社(本社所在地:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:三津原 庸介、以下「日本調剤」)は、国立大学法人東京医科歯科大学と、当社が提供する高度DI(医薬品情報)ウェブプラットフォーム「FINDAT(ファインダット)」の有用性を実証する初めてとなる共同研究を開始いたしましたのでお知らせいたします。本研究では、東京医科歯科大学医学部附属病院におけるDI業務を通じて、「FINDAT」の有用性の実証と、既存コンテンツ「標準フォーミュラリー」及び「薬効群比較レビュー」の機能のさらなる充実化を目指します。


 当社では、欧米など先進国で普及しているフォーミュラリーの作成を通じた医療費の削減と標準薬物治療の確立に取り組む中、2020年6月から「FINDAT」サービスを開始し、医療機関における医薬品情報の収集・評価を一元管理することで医薬品情報の標準化と効率化を支援してまいりました。


 このたび、東京医科歯科大学との共同研究において、東京医科歯科大学医学部附属病院の3つの対象薬「G-CSF製剤」「エリスロポエチン製剤」「速効型・超速効型インスリン製剤」の採用状況及び直近の年間使用実績を解析し、エビデンス収集と評価を行い、フォーミュラリーの応用について実証します。また、本研究を通じて、特定機能病院におけるバイオシミラーについての臨床的に重要な処方実態を踏まえ、「FINDAT」の既存コンテンツ「標準フォーミュラリー」及び「薬効群比較レビュー」の機能のさらなる充実を目指します。


東京医科歯科大学医学部附属病院との共同研究概要

・研究開始日:2021年3月1日から2022年2月28日

・研究題目:医薬品情報プラットフォーム「FINDAT」のDI業務における有用性実証及びその機能充実化に関する共同研究

・研究目的:医薬品情報プラットフォーム「FINDAT」の特定機能病院における有用性とフォーミュラリーの応用について実証する。

・研究内容:「G-CSF製剤」「エリスロポエチン製剤」「速効型・超速効型インスリン製剤」の採用状況及び直近の年間使用実績を解析。また、臨床的に重要な処方実態を踏まえて「標準フォーミュラリー」の応用について検証する。

 日本調剤では、今後も継続可能な社会保障制度の基盤となる医療費適正化への取り組みを積極的に推進して、良質な医療サービスを提供する企業として地域社会に貢献してまいります。


【高度DIウェブプラットフォーム「FINDAT」について】

「FINDAT(ファインダット)」は、医療従事者のための医薬品情報プラットフォームです。様々なデータソースや、国内外の各種ガイドラインやグローバルで信頼性の高い有料の二次情報データベースなどから網羅的に収集した医薬品情報を中立的に評価し、ウェブ上でご提供するサービスです。

「FINDAT」とは、“FIND(見つける)”+“ATLAS(地図)”を組み合わせた造語で、「医療の道標になるように」という願いが込められています。※「FINDAT」は日本調剤株式会社の登録商標です。


【日本調剤株式会社について】 https://www.nicho.co.jp/

1980(昭和55)年の創業以来、一貫して国の健康保険制度を支える調剤薬局のあるべき機能・役割を全うすべく「医薬分業」を追求し、調剤薬局展開を積極的に行っています。現在では、全都道府県に調剤薬局を展開し約3,000名の薬剤師を有する、日本を代表する調剤薬局企業との評価を得ています。ジェネリック医薬品の普及や在宅医療への取り組みを積極的に進めており、さらに超高齢社会に必要とされる良質な医療サービスの提供を進めてまいります。


【FINDATに関するお申込み・お問い合わせ先】

FINDAT 紹介サイト https://info.findat.jp/) のお問い合わせフォームより、ご連絡ください。

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