2014.09.18(木)
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電子版お薬手帳「日本調剤 お薬手帳プラス」サービス開始!
調剤薬局が開発した電子版お薬手帳
「日本調剤 お薬手帳プラス」サービス開始!
全国47都道府県で調剤薬局を展開する日本調剤株式会社(本社:東京都千代田区丸の内、代表者:取締役社長 三津原博)は、自分や家族の服薬情報をスマートフォンやPCで管理できる電子版お薬手帳サービス「お薬手帳プラス」を、医療系ITベンチャー企業である株式会社メディエイド(本社:東京都千代田区)の協力を得て自社開発し、本年10月1日より運用開始いたします。
現在、利用されている紙の「お薬手帳」は、薬局にいらっしゃった患者さまの服薬履歴を記録し、飲み合わせや薬の重複状況などのチェックができるものです。アレルギー歴や副作用歴の安全性管理に利用されており、また血圧記録など患者さまご自身の健康管理ノートとして活用されている例もあります。平成23(2011)年の東日本大震災時にも、被災者ご自身の服薬状況や健康情報を迅速に医療機関に伝えることができるなど効果をあげています。
日本調剤では、こうした従来のお薬手帳の機能を最大限生かし、かつインターネット環境を活用し最新機能を搭載した情報提供サービスとして、ユーザーである患者さまにとって、より使いやすい電子版のお薬手帳サービスの開発に取り組み、このほど日本調剤独自の電子版お薬手帳「お薬手帳プラス」として運用開始することになりました。
【「お薬手帳プラス」の特長】
■基本機能:お薬手帳の基本機能をカバー、PC画面でも確認可能
●医療・健康拠点である調剤薬局と薬剤師が主体的に関わり、患者さまにとっての利便性を重視しています。
●本サービスに登録された方には、その後の来局ごと自動的に服薬情報が配信されます。QRコード®の読み込みなどの毎回の入力作業は不要となります(注1)。その他、他薬局での服薬情報についても、電子版お薬手帳対応のQRコード®が印字されていれば読み取ることが可能です(注2)。
●お薬手帳の基本機能である薬の名称や用法・用量などの服薬情報を表示するのはもちろん、服用する薬剤情報の説明、さらに経済性に優れたジェネリック医薬品の有無、差額を調べることも可能です。
●インターネット環境があればご自宅のPCでも「お薬手帳プラス」サイトを見ることができますので、高齢者の多くが苦手とする小さな画面のスマートフォンだけではなく、PCの大きなディスプレイ画面でしっかりと確認することができます。(PC版は10月中旬より運用開始)
■プラス機能:電子版お薬手帳初!(注3)ヘルスケア機器とも自動連携
●お薬手帳としての本来の機能にさらに「プラス」して、ユーザーご自身の健康管理をサポートする便利な機能を取り揃えています。
●飲み忘れ防止や通院予定などのカレンダー機能、薬の服用タイミングや 通院予定日をお知らせするアラーム機能、そして体組成・血圧・血糖値などの日々の体調管理に重要な健康情報を「お薬手帳プラス」で管理することができます。
●非接触型無線技術であるNFC通信(注4)に対応、電子版お薬手帳としては初めてヘルスケア機器との自動連携によるデータ取り込み機能を搭載(注5)しており、日々の健康管理に大変便利な機能です。
●「処方せん送信サービス機能」を標準装備、本サービスのアプリ・ダウンロード時から利用可能です。最寄りの日本調剤の薬局店舗へ事前に処方せん情報の送信を行うことができます。
日本調剤では、今後も、調剤薬局企業としての利点を生かして、今回、サービス開始する「お薬手帳プラス」をはじめとした、患者さまのライフスタイルにマッチした医療・健康情報の提供に努めてまいります。
注1 日本調剤の薬局で、紙のお薬手帳を使い服薬管理されている方が対象となります。
注2 他の薬局で電子版お薬手帳の標準規格であるJAHIS標準QRコード®(Ver1.1)が提供されている場合に対応可能です。
注3 当社調べ。電子版お薬手帳をメインとしたアプリケーションを対象として。
注4 NFCとはNear Field Communicationの略。国際標準規格として承認された近距離無線通信技術のことです。
注5 血圧計などNFC機能を持つヘルスケア機器との自動連携により、手軽に健康管理記録をつくることができます。
対象製品:テルモ電子血圧計ES-W700DZ、テルモ体組成計WT-B100DZ、テルモ歩行強度計メディウォークMT-KT02DZ、自己検査用グルコース測定器メディセーフフィットMS-FR201B/MS-FR201P(テルモ株式会社)
<お薬手帳プラス ロゴ>
<スマートフォン トップ画面イメージ>
<日本調剤 お薬手帳プラス サービス概要>
1.名称:日本調剤 電子版お薬手帳「お薬手帳プラス」
2.サービス内容:スマートフォンやPCを利用した服薬情報提供サービス(無料)
3.主な搭載機能
<基本機能 >服薬情報提供、ジェネリック医薬品試算、ユーザー情報管理、家族管理機能、他薬局の服薬情報取り込み
<プラス機能>カレンダー機能(飲み忘れチェック結果、通院予定日)、アラーム機能(お薬アラーム、通院予定アラーム)、年間医療費通知、健康記録(体組成計・血圧等の記録管理、ヘルスケア機器との自動データ連携)、処方せん送信機能(日本調剤の薬局へ処方せん画像を送信)、店舗検索(日本調剤の店舗検索)
4.サービス利用方法:
「お薬手帳プラス」アプリをダウンロードして、アプリ上で会員登録して使用してください。
<アプリの取得方法>
①日本調剤の薬局で発行された領収証に印刷されているQRコード®を読み取り、ダウンロードページにアクセスする。
②スマートフォンのアプリダウンロードページを利用する。
運用開始時点ではGoogle Play(Android端末)からダウンロードできます。
App Store(iPhone端末)についても年内に運用開始を予定しています。
PCブラウザ版については10月中旬より運用開始します。
※運用開始店舗やサービス・機能追加、アップデート情報については、当社ホームページにて随時インフォメ
ーションします。
5.運用開始及び対象店舗
平成26年10月1日(水)より運用開始。
対象店舗については、第1弾として首都圏及び全国主要都市16店舗で予定。
その後、年度内に調剤薬局全店舗で運用予定です。
6.システム開発:日本調剤株式会社 システム部
<開発協力>株式会社メディエイド
代表者:杉山博幸 所在地:東京都千代田区九段南4-2-10
電話:03-5213-9791 http://www.mediaid.co.jp
・QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
・メディウォーク、メディセーフフィットはテルモ株式会社の登録商標です。
・Google Play、Androidは、Google.Inc.の商標または登録商標です。
・App Store、iPhoneはApple.Inc.の商標です。iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
以上