2017.08.24(木)

レポート

【JPニュースレター】薬局スタッフの質的向上を目指して 「第2回日本調剤グループ学術大会」&「第1回ロールプレイ大賞」を開催!

薬局スタッフの質的向上を目指して
「第2回日本調剤グループ学術大会」&
「第1回ロールプレイ大賞」を開催!

 全国47都道府県で調剤薬局を展開する日本調剤株式会社(本社所在地:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:三津原博)では、8月6日(日)ベルサール東京日本橋(東京都中央区)にて、質の高い薬剤師・医療事務の養成を目的とした「第2回日本調剤グループ学術大会全国大会」を開催しました。また同会場では、接客スキルに優れた薬局スタッフNO.1を決める「JP-CSアワード2017第1回ロールプレイ大賞本選」を実施しました。来場者は社内外合わせて400名を超え、大盛況のうちに終了しました。


■全国各地の優れた取り組みを共有 「第2回日本調剤グループ学術大会」
 当社では、より多くの薬剤師に学術発表の機会を提供するため、昨年「第1回社内学術大会」を開催しました。2回目となる今年は、調剤薬局業界のリーディングカンパニーとして、当社の学術活動を社外の方々にも広く知っていただくため、公開形式で開催しました。
 本大会は基調講演と一般講演(午前の部・午後の部)からなる3部構成で、基調講演では、日本臨床腫瘍薬学会理事長の遠藤一司氏に「がん薬物療法を安心・安全に行うために‐高度薬学管理機能を備えた薬局で活動する‐」と題し、お話しいただきました。がん薬物治療を安全に提供するためには、病院と薬剤師の連携が欠かせないとし、かかりつけ薬剤師の活動への期待を述べられました。
 一般講演では事前に行われた全国9ブロックの地区大会で選出された、優秀な演題全10題が発表されました。薬剤師や医療事務がそれぞれの地域における在宅医療や地域包括ケアに向けた取り組み、患者さま応対などさまざまなテーマの口頭発表を行いました。また、会場の外では地区大会で選出された4題のポスター掲示も行われました。
  


 
   
■今後の薬局のあるべき姿に必要な要素を定着させるために 「第1回ロールプレイ大賞」
 当社では創業以来、薬局スタッフの患者さま応対力の向上に力を入れており、平成20年から社内表彰制度「JP-CSアワード」を毎年開催しています。「JP-CSアワード」では、患者さま満足度アンケートをもとに質の高いサービスを提供している店舗および店舗スタッフをたたえる「店舗表彰(BPB)」と「個人表彰(BSH)」を実施しています。今年からその新規表彰制度として、接客サービスをロールプレイで再現し、その応対スキルの高さを競う「ロールプレイ大賞」を設けました。
 ロールプレイ大賞では、舞台上に薬局店内を再現し、6分間の中で、来局が初めてのお客さまに対して、お迎えからOTC医薬品、化粧品、サプリメントの販売、お見送りまでの接客ロールプレイを行います。全国5ブロックの予選会を勝ち抜いた薬剤師・オペレーター(医療事務)の計21名が本選に出場しました。
 本選では、各ロールプレイの発表前に所属店舗からの応援メッセージ動画が流れ、会場はあたたかな雰囲気に包まれました。毎回異なるバックグラウンドやニーズを持った、プロの役者が演じるお客さま役に、自ら積極的に働きかけ、わざわざ保険薬局にいらっしゃった背景を推察しながらその方の生活に踏み込んだ会話を展開し、お客さまとの長い関係の構築につながる接客を披露しました。




  
■最も優れた発表者を表彰
 各発表の後には、ロールプレイ大賞・学術大会の表彰式が行われました。
 まず、「第1回ロールプレイ大賞」表彰式では、発信力賞、ホスピタリティ賞、オペレーター部門・薬剤師部門の優秀賞、そして最優秀賞の全5賞が授与されました。
 続いて行われた「第2回日本調剤グループ学術大会」表彰式では、全10題の中から優れた発表に「奨励賞」、「オーディエンス賞」、そして「社長賞」が授与されました。
   




 本大会には、400名を超える全国の社内外の方々にご参加いただき、両会場とも大きなにぎわいを見せていました。
 日本調剤では、薬局スタッフが互いに専門性を磨き合い、さらなるレベルアップを図るとともに、今後の地域医療に貢献できる人材育成に注力していきます。


 
 
<日本調剤株式会社について> http://www.nicho.co.jp/
 1980(昭和55)年の創業以来、一貫して国の健康保険制度を支える調剤薬局のあるべき機能・役割を全うすべく「医薬分業」を追求し、調剤薬局展開を積極的に行っています。現在では、全都道府県に調剤薬局を展開し約3,000名の薬剤師を有する、日本を代表する調剤薬局企業として評価を得ています。また、ジェネリック医薬品の普及や在宅医療への取り組みを積極的に進めており、さらに超高齢社会に必要とされる良質な医療サービスを提供する「日本のかかりつけ薬局」を目指して取り組んでいます。
 
JP Newsletterについて
 本ニュースレターは、日本調剤の薬局や薬剤師のことを皆さまにご理解いただくために、随時、発行しています。超高齢社会を迎え、地域における医療の重要性が高まる中、身近な医療提供、健康管理の場である調剤薬局、そして薬の専門知識を持った薬剤師は、地域における医療・健康管理の重要な担い手として期待されています。



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