2018.01.31(水)

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薬剤師の育成を目指し専門性を評価・推進する新制度「薬剤師ステージ制度“JP-STAR”」を構築

 全国47都道府県で調剤薬局を展開する日本調剤株式会社(本社所在地:東京都千代田区丸の内、代表取締役社長:三津原 博、以下「日本調剤」)は、事業の中核を担う薬剤師の育成強化を目指し、薬剤師の専門性を評価・推進する新制度「薬剤師ステージ制度“JP-STAR”」を構築し、平成30年4月1日(日)付で導入します。

 厚生労働省が示す「患者のための薬局ビジョン」において薬局に求められる機能が定義され、平成28年4月からは新制度「かかりつけ薬剤師」がスタートしており、併せて高度薬学管理への対応も求められています。


 これらの状況を背景に、日本調剤では、薬局薬剤師のあるべき姿や職能の再見直しを図り、患者さまに必要とされ評価される薬剤師を育成していくため、平成28年5月から社内のプロジェクトチームを結成。新たな薬剤師育成プログラムの構築を検討してまいりました。そしてこのほど、新制度「薬剤師ステージ制度“JP-STAR”」を構築し、平成30年4月1日から導入を開始することとなりました。


 日本調剤では、これまでも質の高い薬剤師を育成する多彩な教育制度を展開しており、生命・健康を守る“医療人”としての薬剤師教育に注力しています。新人教育はもちろん、管理薬剤師やかかりつけ薬剤師になるためのサポート、資格取得に向けた支援、法令遵守や医療安全に対する理念教育にも注力しており、日本調剤の研修制度は、健康サポート薬局研修実施機関に調剤薬局企業として初認定されるほど、外部の方からの信頼も厚い内容となっています。


 これら、業界でもトップクラスといわれる日本調剤の教育制度に加え、新設する社内認定や外部認定、社内試験の成績などによるスキルアップに合わせた「ステージ」を設けることにより、より質の高い薬剤師の輩出を目指します。


■「薬剤師ステージ制度“JP-STAR”」について:
 薬剤師の知識・スキル面における専門性を評価・推進する、日本調剤独自の社内制度です。高度薬学管理を行なう薬剤師と、健康サポート薬局を担う地域に寄りそえる薬剤師を、長期育成していくプログラムで、その中のひとつとして、社外認定資格の取得を視野に入れた、独自の社内認定制度も新たに開発しております。


<日本調剤の薬剤師教育制度>


■疾患別社内認定について:
 「薬剤師ステージ制度“JP-STAR”」の導入にあたり、そのステージアップの要件のひとつとして、新たに「疾患別社内認定制度」を新設いたします。
 「疾患別社内認定」は、国が重点対策を求める5大疾病に加え、社外認定取得も視野に入れた5領域(がん、緩和ケア、在宅、認知症、糖尿病)を中心とした社内認定制度で、より専門性を高めることで、患者さまに寄りそう技量の修得を目指すものです。
 認定を取得した薬剤師は、店舗勤務時に着用しているネームプレートに星マークで表示され、患者さまにもその専門性をわかりやすく表示いたします。

<新ネームプレート デザインイメージ>

※デザインは開発中のため、実物と異なる場合があります。


なお、初年度となる2018年度は「がん認定」からスタートし、次年度以降順次、対応領域を増やしてまいります。

【日本調剤株式会社について】 http://www.nicho.co.jp/
1980(昭和55)年の創業以来、一貫して国の健康保険制度を支える調剤薬局のあるべき機能・役割を全うすべく「医薬分業」を追求し、調剤薬局 展開を積極的に行っています。現在では、全都道府県に調剤薬局を展開し約3,000名の薬剤師を有する、日本を代表する調剤薬局企業として評価を得ています。また、ジェネリック医薬品の普及や在宅医療への取り組みを積極的に進めており、さらに超高齢社会に必要とされる良質な医療サービスを提供する「日本のかかりつけ薬局」を目指して取り組んでいます。


●本ニュースリリースは、下記よりPDFファイルでご覧いただくことができます。
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