薬剤師訪問サービスの流れ
薬剤師訪問サービスって、どのようなことをするの?
1.薬剤師がご自宅にお薬をお届け
2.患者さまのお薬の使用状況や生活状況をチェック
※医師・看護師・ケアマネジャーなどに薬剤師が同行することもあります。
3.訪問後、医師やケアマネジャーに報告
ご利用の対象となる方
・通院、来局が困難な方(歩行困難、認知機能の低下等で介助が必要 など)
・薬剤師訪問サービスが必要な方(自宅でのお薬の使用や管理に不安がある など)
・薬剤師訪問サービスが必要であると医師が認め、薬剤師に対して訪問指示があること
・薬剤師訪問サービスのご利用に対し、患者さま(ご家族)の同意があること
ご利用料金
単一建物診療患者※1が1人の場合
単一建物診療患者※1が2~9人の場合
単一建物診療患者※1が10人以上の場合
臨時(緊急)訪問時料金
(医療保険にしかない項目のため、介護保険をご利用の方でも医療保険をご利用いただくことになります)
②200円※5
上記表は自己負担1割の場合。 1回のご利用につきかかる費用です。
※1「単一建物診療患者」とは、個人宅や介護施設など、同じ建物に住んでいる人のうち、訪問診療サービスを利用した人数のこと。同居する同一世帯の利用者が2人以上いる場合、利用者が同じ建物の戸数の10%以下の場合、または20戸未満で利用者が2人以下の場合には、患者さまごとに650円かかります(自己負担1割の場合)。
※2 介護保険:(介護予防)居宅療養管理指導費
その他、以下の場合は居宅療養管理指導費に加算されます。(自己負担1割の場合)
麻薬等の特別な薬剤が使用されている場合:100円
医療用間麻薬持続注射療法を行なっている場合:250円
在宅中心静脈栄養法を行なっている場合:150円
※3 医療保険:在宅患者訪問薬剤管理指導料
その他、以下の場合は在宅患者訪問薬剤管理指導料に加算されます。(自己負担1割の場合)
① 経管栄養で人工呼吸器等を使用されている患者さまで、18歳未満の場合:450円
② 患者さまが6歳未満の場合:100円
ただし、①が適用になる場合は加算されない。
③ 医療用麻薬持続注射療法を行なっている場合:250円
④ 麻薬等の特別な薬剤が使用されている場合:100円
ただし、①が適用になる場合は加算されない。
⑤ 在宅中心静脈栄養法を行なっている場合:150円
※4医療保険:在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料1(計画的な訪問薬剤管理指導に係る疾患の急変に伴うものの場合)
在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料1の加算(末期の悪性腫瘍の患者さま・麻薬注射剤を使用している患者さまに対し保険医の求めにより緊急訪問した場合)
① 夜間訪問加算:400円
② 休日訪問加算:600円
③ 深夜訪問加算:1,000円
※5医療保険:在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料2(上記以外の場合)
ご利用可能回数
基本
末期の悪性腫瘍の患者さま・中心静脈栄養法の対象患者さま・麻薬注射剤を使用している患者さま
臨時(緊急)の訪問※
(①在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料と②在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料2を合わせて、月4回が限度となります。末期の悪性腫瘍の患者さま・麻薬注射剤を使用している患者さまの場合、月8回を限度として訪問します)
※医療保険にしかない項目のため、介護保険をご利用の方でも医療保険をご利用いただくことになります。
サービスご利用開始までの流れ
1.薬局にご相談ください
2.薬剤師が患者さまの状況を確認
・薬剤師から医師へ患者さまの状況を報告し、「訪問指示」を仰ぎます。
・医師から訪問指示が出た後、患者さまのご意向を確認させていただきます。