これって花粉症かも...と思った方へ
健康まめちしき
花粉症のシーズン到来、あなたの症状も?
「花粉症の人って大変そう」と思っていたけど、このごろ同じような症状が急に出てきた気がして、「これって花粉症?」と思うことはありませんか?
今回は、その「ちょっと気になる花粉症」についてお話しします。
花粉症のメカニズム
そのメカニズムは、まず口や鼻・目に花粉が入ると、体がそれを「異物」と判断します。その異物から体を守ろうとして起こるのが花粉症の症状です。花粉が体に入るのを感じてくしゃみで体の外に出したり、鼻水で洗い流したり、鼻づまりを起こしたりと、花粉を体の中に入りにくくする、人の体の作用なのです。
しかし、花粉に過剰に反応してしまうことにより、日常生活に支障が出て困ってしまうこともあります。
主な症状
花粉症のお薬 〜早めに服用した方が良いお薬も!〜
また、花粉症の症状を抑えるために、さまざまな形の治療薬があります。医師や薬剤師に相談して、あなたの症状に合ったお薬を選びましょう。症状が出始めてからすぐに服用することで、重症化を防ぐことができるお薬もあります。 日常生活の質を保つためにも、専門家に相談して早めに対処しましょう。
剤型の種類1 症状全般に「内服薬」
錠剤
口腔内崩壊錠(OD錠)
粉末剤
顆粒
カプセル剤
ドライシロップ
剤型の種類2 目の症状には「点眼薬」
点眼薬
剤型の種類3 鼻の症状には「点鼻薬」
点鼻薬
気軽に薬局に相談してみましょう
花粉症経験者が病院に行かない理由
2位 面倒だから
3位 病院に行っても完治するわけではないから
4位 市販薬で十分だと思うから
5位 毎年のことで病気ではないと思うから
たとえば、あなたがいま他の病気で飲んでいるお薬があったら、そのお薬と市販薬、同時期に使用するには注意をしないといけないものもあるからです。
また、病気でなくとも、あなたの体質であったり、過去にかかったことのある病気であったり、お薬を選ぶ際には注意しないといけないことがあります。
このように、薬剤師は、処方箋を基に調剤したお薬だけでなく、市販薬についても同様の確認をしてお薬をお渡ししています。市販薬の購入の際は、専門家の薬剤師に遠慮なくご相談ください。
花粉症対策に薬局を活用しましょう
※ 特定の医薬品を推奨するものではありません。ご本人が自覚される症状等がある場合は、早めに医師・薬剤師へご相談ください。
関連するタグ
関連記事
-
「かぜ」と「インフルエンザ」の違いは?毎年流行するかぜやインフルエンザ。流行や季節とは関係なくかかってしまうこともありますよね。「たかが、かぜ」、「ただの、かぜ」と思っていたらインフルエンザだったということもあります。ところで、かぜとインフルエンザの違い、わかりますか? 実はこれって重要で、原因や症状だけでなく、対処法も違うんです。「大して変わらないのでは?」と油断していると重症化してしまうこともあるので、注意が必要です。健康まめちしき
-
花粉対策の基本をマスター!花粉症セミナーin銀座泰明薬局1月18日(木)、日本調剤 銀座泰明薬局(東京都中央区)において「花粉症セミナー」を開催しました。薬剤師および管理栄養士がクイズを交えながら花粉症対策の基本についてレクチャーしました。 日本調剤では、地域社会に貢献する医療サービス提供企業として、地域住民の皆さまの健康維持・管理、未病意識の向上などを目的とした健康イベントを開催しています。また、自主開催イベント以外の各種健康関連イベントにも積極的に参画して、健康に関する啓発活動に取り組んでいます。 今回、日本調剤 銀座泰明薬局の店内では、これから到来する花粉症シーズンに備えて「花粉症セミナー」を開催しました。 まず、薬剤師が花粉症の発症要因やメカニズム等、花粉症に関する基礎知識についてお話しした後、管理栄養士が花粉症の症状を和らげる食品やサプリメントについてご紹介。時折、○×クイズも交えながら、花粉症対策の基本を楽しく学びました。 ご参加いただいた方のなかには、花粉症の薬を服用されている方もいらっしゃり、興味深い様子でお話を聞かれたり、積極的にご質問をされたりもしていました。 日本調剤では、医療サービスを提供する企業として、今後も地域の皆さまへお薬や健康管理に関する情報提供の機会を積極的に設けていきます。 【イベント概要】開 催 日 時:平成30年1月18日(木) 午後3時~午後3時30分会 場:日本調剤 銀座泰明薬局実 施 内 容:花粉症セミナーイベントレポート
-
一般用医薬品等(OTC医薬品)の活用術調剤薬局や薬店・ドラッグストアなどで、処方箋なしに買うことができるお薬には「一般用医薬品」と「要指導医薬品」があります。OTC医薬品、市販薬や大衆薬などと呼ばれることもあります。お使いになる方がご自分の健康状態に基づいて、調剤薬局などで薬剤師や登録販売者からの適切な情報提供を受け、ご本人の自己責任・自己判断において購入するお薬のことです。お薬を知ろう