食事や生活習慣で認知症を予防しよう!【栄養だより2022年5月号】
栄養のはなし
認知症ってどんな病気?
健康な人と認知症による物忘れの違い
「昨日何を食べたか忘れた」「人の名前や漢字が出てこない」など部分的に忘れることがあってもどこかのタイミングで思い出すことができ、年齢相応に起こる物忘れです。
認知症による物忘れ
「ご飯を食べたこと自体を忘れる」「自分の家が分からなくなる」など日常生活に支障をきたすほど、内容や出来事そのものを忘れてしまいます。
脳トレをして認知症予防!
【右手】
グー・チョキ・パーを順番に出しましょう。
【左手】
いつも右手に勝つ手を出しましょう。
右手がグーのときは左手はパー、右手がチョキのときは左手はグー、右手がパーのときは左手はチョキを出しましょう。
右手と左手を入れ替えるとさらに難易度がアップします。「故郷」や「大きな古時計」など曲に合わせ、テンポを変えて楽しんでやってみましょう♪
認知症予防のための生活習慣とは?
【ポイント1】生活習慣病の予防・治療をする
【ポイント2】運動習慣を身に付ける
【ポイント3】禁煙する
人や社会と関わりをもつ
管理栄養士のお悩み解決部屋
認知症にならないか心配です……認知症を予防するために、食事ではどんなことに気を付けたらよいのでしょうか?
また、トランス脂肪酸を過剰摂取しないように気を付けることも大切です。
DHA・EPA
クルクミン
トランス脂肪酸
-
日本調剤の「認定栄養ケア・ステーション」では、地域密着型の栄養ケアの拠点として幅広く手厚いサポートを行っています。処方箋をお持ちでなくても、認知症予防の食事のご相談や献立の考案など承りますのでご相談ください。
【参考文献】公益財団法人長寿科学振興財団.”認知症とは”.健康長寿ネット.https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/ninchishou/about.html,公益財団法人長寿科学振興財団.”もの忘れ”.健康長寿ネット.https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/ninchishou/monowasure.html,株式会社主婦の友社.”脳イキイキ! 手あそび指あそび”,株式会社 法研.”ウルトラ図解 認知症”,公益財団法人長寿科学振興財団.”認知症の予防”.健康長寿ネット. https://www.tyojyu.or.jp/net/byouki/ninchishou/yobou.html,WHOガイドライン.”認知機能低下および認知症のリスク低減”,公益財団法人長寿科学振興財団.”認知症予防のための食事とは”.健康長寿ネット. https://www.tyojyu.or.jp/net/kenkou-tyoju/eiyou-shippei/yobou-nichi-shokuji.html
関連記事
-
認知症サポーター養成講座を開催in旭病院前薬局2018年1月20日(土)、日本調剤 旭病院前薬局(千葉県旭市)において「認知症サポーター養成講座」を開催しました。 旭病院前薬局は、2018年1月16日付で、地域の皆さまの健康維持・増進を積極的に支援する「健康サポート薬局」に適合となり、また、健康サポート機能を強化した薬局内施設「健康チェックステーション」も展開するなど、地域と連携した健康増進に関するさまざまな取り組みを行っています。 今回、毎月開催している健康イベントのひとつとして、認知症への正しい知識と理解を持ち、認知症の方やそのご家族を支援するための「認知症サポーター養成講座」を開催しました。旭市役所高齢者福祉課のご協力のもと、認知症キャラバン・メイト※である介護福祉士や作業療法士の方々を講師に迎え、認知症の基礎知識について講義していただきました。イベントレポート
-
藤沢薬局にて、認知症サポーター養成講座を開催11月18日(土)、日本調剤 藤沢薬局(神奈川県藤沢市)店内において、「認知症サポーター養成講座」を開催しました。当日は11名の方にご参加いただき、認知症についての講義を修了後、サポーターの証であるオレンジリングを配布しました。 藤沢薬局は、本年4月1日付で、地域の皆さまの健康維持・増進を積極的に支援する「健康サポート薬局」に適合となり、また、健康サポート機能を強化した薬局内施設「健康チェックステーション」も展開するなど、健康増進に関するさまざまな取り組みを行っています。 今回、毎月開催している患者さま向けセミナーの一環として、認知症への正しい知識と理解を持ち、認知症の方やそのご家族を支援するための「認知症サポーター養成講座」を開催しました。神奈川県認知症キャラバンメイト養成講座を修了した当社薬剤師が講師役を務め、藤沢市からの協力を得て、スライドや動画を使って講義を行いました。 当日は、30代~70代まで11名の方にご参加いただき、日ごろ薬局をご利用いただいている方だけでなく、藤沢市のホームページや店頭の看板をみて初めて来局してくださった方も多くいらっしゃいました。認知症についての説明だけでなく、実際の事例を、動画を交えて紹介したことにより、参加された方からは「イメージがわいて、わかりやすかった」「認知症の方への接し方の心構えができた」とのお言葉をいただきました。 中にはテキストに熱心にメモを取られていた方もおり、一般の方々の認知症への関心の高さを感じるとともに、健康サポート薬局として認知症の方やそのご家族が住みやすい街づくりを進めていく必要性を感じたイベントとなりました。 講義後には、認知症サポーターの証であるオレンジリングを配布し、イベントは終了しました。 日本調剤では、医療サービスを提供する企業として、今後も地域の皆さまへお薬や健康管理に関する情報提供の機会を積極的に設けていきます。 【イベント概要】開 催 日 時:平成29年11月18日(土) 午後3時~午後4時会 場:日本調剤 藤沢薬局実 施 内 容:認知症サポーター養成講座参 加 人 数:11名イベントレポート
-
健康に過ごすために考えよう!バランスの良い食生活【栄養だより2021年1月号】日本調剤の薬局(一部のみ)では、季節に合わせた健康情報をお届けする情報紙として、毎月「栄養だより」を配布しています。ご自身の食事や健康に興味を持ち、生活習慣を見直すきっかけにしてもらいたいという思いから、管理栄養士が健康に関する情報を発信しています。その中から一部内容を編集してご紹介します。健康を維持するためには規則正しい食生活が必要不可欠です。食事のバランスや摂るべき量について改めて考えてみましょう。栄養のはなし