「お薬手帳」活用のススメ
薬局のきほん
お薬手帳ってなに?
自分が使っているお薬の名前・量・日数・使用法などを記録できる手帳です。副作用歴、アレルギーの有無、過去にかかった病気、体調の変化などについても記入できます。
お薬手帳の内容
・処方内容
調剤日/調剤薬局名/処方箋発行医療機関名/薬剤名/薬剤の用量・用法/日数/ジェネリック医薬品か否かなど
・副作用歴
・アレルギー歴
・主な既往症
お薬手帳を使うメリット
◎飲み合わせやお薬の重複をチェックし、副作用や飲み合わせのリスクを減らします。
◎副作用歴、アレルギー、過去にかかった病気などの情報を伝えることができます。
◎旅行や災害、急に具合が悪くなったときなどに、自分のお薬の情報を正確に伝えることができます。
アプリでもお薬管理できます
2016年4月からの医療制度変更で、紙のお薬手帳と同様に、電子お薬手帳(お薬手帳アプリ)が調剤薬局でご利用いただけるようになりました。日本調剤では、お薬手帳アプリ「お薬手帳プラス」を提供しており、全国の日本調剤の薬局で利用できます。
日本調剤のお薬手帳アプリ 「お薬手帳プラス」
「お薬手帳プラス」は、お薬に関する基本的な情報提供はもちろんのこと、スマートフォンの持つ利点を生かして、健康管理に便利な機能が搭載されています。
処方されたお薬の情報が自動的に登録されるほか、事前に処方箋を薬局に送信し、待ち時間を有効活用できる「処方箋送信機能」や、ショートメッセージ形式で薬局とコミュニケーションを取ることができる「つながる」、お薬の服用時間を知らせてくれる「飲み忘れ防止アラーム機能」など、さまざまな機能を備えています。
日本調剤の「お薬手帳プラス」を、日ごろの健康管理にご活用ください。
「お薬手帳プラス」の詳しい内容はこちら
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