身近に潜む食中毒の危険を避けるためには?【栄養だより2022年7月号】
栄養のはなし
食中毒の原因と対策
サルモネラ菌
カンピロバクター
市販で流通する鶏肉の多くは、処理工程の理由からガンピロバクターに汚染している可能性が高いため、特に注意が必要です。
黄色ブドウ球菌
腸管出血性大腸菌(O157など)
食中毒を防ぐためには?テイクアウト時の注意点
テイクアウト時の購入ポイント
□ 購入後はすぐに帰宅し、長時間食品を持ち歩かない
□ 常温で放置せず、冷蔵庫に保管する
□ 再加熱する際は電子レンジ等で中心までしっかり加熱する
□ 食事の前にはしっかり手を洗う
注意したいテイクアウトメニュー
管理栄養士のお悩み相談部屋
免疫力を維持するためにオススメの食材を教えて!
生きた善玉菌「プロバイオティクス」
善玉菌の数を増やす「プレバイオティクス」
-
日本調剤の管理栄養士へのご相談は、処方箋をお持ちでない方でも、どなたでもご利用いただけます。病気というほどではないけれど、ちょっと健康のことが気になるな……食中毒予防についてもっと話を聞いてみたい!と思ったら、ぜひお気軽にお近くの日本調剤にお立ち寄りください。
【参考文献】農林水産省.”食中毒の原因と種類”.https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/featured/afp1.html,逓信病院.”食中毒にご用心~夏場の食中毒対策~(6月)”.https://www.hospital.japanpost.jp/health/health201206.html, 内閣府大臣官房政府広報室.”食中毒予防の原則と6つのポイント”.政府広報オンライン.2022年6月1日.https://www.gov-online.go.jp/featured/201106_02/index.html,公益社団法人日本食品衛生協会.”食中毒などの話”.http://www.n-shokuei.jp/eisei/sfs_index.html,消費者庁.”テイクアウト等を利用するときのポイント”.2020年7月1日.https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/food_safety/food_safety_portal/topics/topics_004.html,厚生労働省.”テイクアウト・デリバリーにおける食中毒予防”. https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/01_00003.html,全国健康保険協会.“腸内環境を整えて免疫力をUP!!”.2016年9月30日.https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/shimane/cat070/2013030401/20130305/20170119007/,農林水産省.”生の野菜や果物を安全でおいしく食べるために”.https://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/foodpoisoning/fresh_vege.html,厚生労働省.”腸内細菌と健康”.e-ヘルスネット.2019年3月4日.https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-05-003.html
関連するタグ
関連記事
-
【栄養だより】夏場は要注意!食中毒を予防しよう食中毒というと、外食時の飲食で発生することをイメージされがちですが、ご家庭の食卓でも何気なく行っていることが思わぬ食中毒の原因になることがあります。家庭で発生する食中毒は「症状が軽い」「発症人数が少ない」ことが多く、食中毒と気づかずに重症化してしまうこともあります。普段の生活の中で気をつけたい「食中毒予防の3原則」をご紹介します。栄養のはなし
-
腸内環境を整えよう!便は身体のバロメーター【栄養だより2020年2月号】日本調剤の薬局(一部のみ)では、季節に合わせた健康情報をお届けする情報紙として、毎月「栄養だより」を配布しています。ご自身の食事や健康に興味を持ち、生活習慣を見直すきっかけにしてもらいたいという思いから、管理栄養士が健康に関する情報を発信しています。その中から一部内容を編集してご紹介します。栄養のはなし
-
【栄養だより】ちゃんと摂れている?1日350gの野菜を食べよう!体に欠かせない栄養素がたくさん詰まっている「野菜」。中でも特に、ビタミンC・カルシウム・カリウム・食物繊維など、生活習慣病の予防に効果のある栄養素が豊富に含まれています。そんな栄養たっぷりな野菜ですが、日本人一人当たりの年間野菜消費量は減っており、厚生労働省では、「1日350g以上の野菜を食べること」を推奨しています。この目標量を1日3回の食事で摂取しようとすると、1食あたり120g。生の野菜を両手に山盛り1杯分くらい食べる必要があります。「1回の食事でこれだけの量を食べるのは難しそう…」と思われる方も少なくないかと思いますが、野菜はサラダだけではなく、和え物や酢の物、煮物など、素材のうまみを生かす調理法がたくさんあります。生野菜のほかにも、たくさんの量を食べることのできる加熱調理したメニューも意識して取り入れてみましょう。栄養のはなし