天気や気圧の変化が不調の要因に!「天気痛」「気象病」に注意しよう【栄養だより2024年6月号】
栄養のはなし
「天気痛」「気象病」とは?
天気痛・気象病を対策する方法について学び、環境の変化に負けない身体をつくりましょう。
天気痛・気象病になる理由と、その対策
天気痛・気象病の対策には、痛む部位の血行を改善し、筋肉をほぐすことが大切です。例えば、以下のような方法があります。
ホットタオルや温かいペットボトルを患部に当て、温めるとよいでしょう。特に、完骨(かんこつ)という、耳の後ろの出っ張った骨の下にある、へこんでいる部分を温めることがおすすめです。
両耳をつまんで上下や横に引っ張ったり、手のひらで耳を覆い円を描くように回したりしてマッサージしましょう。
ウォーキングやストレッチなどで軽く身体を動かし、血行を促進しましょう。日常生活で簡単に取り入れられるストレッチの方法については、後述の「天気痛・気象病の予防につながるツボやストレッチ」で詳しくご紹介します。
天気痛・気象病の予防につながるツボやストレッチ
おすすめのストレッチ
①胸の前で両手を組み、手のひらをかえして前に伸ばす
②そのまま頭上に両腕を伸ばす
③慣れてきたらそのまま左右にも伸ばす
①椅子に浅く腰掛け、脚を軽く開く
②両脚のかかとをゆっくり上げ、つま先に体重をかける
③ゆっくりかかとを下げて、これを繰り返す
★動画の視聴はこちらから
「ちょこトレ① 骨盤をゆらそう」:https://youtu.be/r3gcMIxw6U0
「ちょこトレ③ 股関節をほぐそう」:https://youtu.be/fQ9aOoteLqU
「ちょこトレ⑤ 足首を鍛えよう」:https://youtu.be/UgJmAkiv44I
管理栄養士のお悩み相談部屋
「冷えは万病のもと」といいますが、身体を温めるにはどのような食材を摂ればよいですか?
天気痛・気象病の予防にも!身体を温める食材の例
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日本調剤の管理栄養士へのご相談は、処方箋をお持ちでない方でも、どなたでもご利用いただけます。病気というほどではないけれど、ちょっと健康のことが気になるな……天気痛・気象病の予防につながる身体を温める食事についてもっと知りたい方は、ぜひお気軽に、お近くの日本調剤までお立ち寄りください。また、薬局にご来局いただかなくても、オンライン栄養相談でも皆さまの食事・栄養をサポートしております。オンライン栄養相談をご希望の方は以下の予約フォームよりお申込みください。
【参考文献】日本医師会.”雨の日に体調が悪くなる【健康ぷらざNo.548】”.2021年11月5日. https://www.med.or.jp/dl-med/people/plaza/548.pdf,大正製薬株式会社.”天気痛はもう怖くない!雨の日の不調の原因とは?”.製品情報サイト.https://www.taisho-kenko.com/column/47/,大正製薬株式会社.”天気痛を防ぐには、体のある部分をマッサージすると効果的”.製品情報サイト.https://brand.taisho.co.jp/contents/naron/290/,山梨県厚生連健康管理センター.”目指せ柔らか血管!ストレッチで血流UP”.2024年3月12日.https://www.y-koseiren.jp/special/exercise_physical/4257#:~:text,養命酒製造株式会社.”こり・むくみ解消に!血行を促進する「経絡」の簡単ツボストレッチ法”.楽しむ・学ぶ.2024年1月12日. https://www.yomeishu.co.jp/health/3846/,キリンホールディングス株式会社.”特集「体が温まる料理」”.キリンレシピノート. https://recipe.kirin.co.jp/feature/097/,養命酒製造株式会社.”冷え性(冷え症)改善に!体を温める食べ物&おすすめの栄養素”.楽しむ・学ぶ.2024年2月9日. https://www.yomeishu.co.jp/health/4264/#2(閲覧日:2024年5月28日)
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